あなたは運営しているサイトやブログのSEO対策で一番初めに何をしますか?
サイトのSSL化とかh2タグとか色々ありますが、それは初歩中の初歩で今の時点では当たり前になっています。
では「Google Search Console(グーグルサーチコンソール)」の登録はどうでしょう?
これもSEO対策をする上で必ずにやっておくべきもので、SEOについて勉強している人は必ず聞いたこと・使ったことがあるツールだと思います。
ちなみに「Google サーチコンソール」に自分のサイトを登録するメリットは何かと言うと
- ブログや記事をGoogleに素早くクロール&インデックスしてもらうことができる!
- 閲覧者がどんなキーワードでブログに訪れたのかが分かる!
- ブログにエラーがある場合に教えてくれる!
- 内部リンクがどれだけあるのかが分かる!
大事な部分だけまとめると上記のシンプルなものになりますが、これがアクセスアップに役立つのです。
これをやっているブログとやっていないブログでかなり差がつくのですが、もうひとつ登録するべきツールがあります。
それが「Bing ウェブマスターツール」です。
-目次-
Bing ウェブマスターツールって何?
「Bing ウェブマスターツール?なにそれ?Google サーチコンソールと何が違うの?」って人もいると思うので簡単に説明しますね。
ざっくりいうと、Google サーチコンソールのBing版(機能はほぼ一緒)です。
すいません、雑すぎました。笑
そもそも、Bingというのはマイクロソフトが開発した検索エンジンの名前です。
日本の検索エンジンってGoogle、Yahoo!、Bingの三大手なんですよね。
その検索エンジンごとに検索のアルゴリズムとかが異なっているので、ブログをインデックスさせるためにもそれぞれ別のツールが必要ってことです。
ちなみにYahoo!も検索エンジンですが、今はGoogleの検索技術を大部分で使っているのでほとんど変わりありません。(多少検索に関連したYahoo!サービスが表示されたりするくらい)
なので
Bingの対策ツールは「Bing ウェブマスターツール」
と言う風に覚えてもらえれば大丈夫です。
実際のところ、検索エンジンとしてはGoogleがぶっちぎりでトップなのでBingなんて気にしなくて良いじゃんと思われると思いますが、これをやるかやらないかがアクセスの差になりますし、すごく簡単なのでぜひ登録しておきましょう。
Bing ウェブマスターツールの登録方法
では早速「Bing ウェブマスターツール」にあなたのサイトを登録する方法を解説していきます。
この記事を読むだけではなくあなたも実際にやってみましょうね。
では一緒にBing ウェブマスターツールのサイトにいきましょう!
≫ Bing ウェブマスターツールはこちら
①各サービスのアカウントでログインまたはアカウントを作ろう
Bing ウェブマスターツールのサイトを開いたら下画像のページにいくと思うので、「サインイン」をクリックする。
「サインイン」をクリックするとMicrosoft・Google・Facebookのいずれかのアカウントでログインできるようになっています。基本的にはいつも使っているものを選ぶのが良いと思います。
いずれのアカウントも持っていない方はこの機会にGoogleのアカウントを作るのがオススメです。(Google サーチコンソールを使うのにも必要なので)
今回筆者の場合はGoogleでログインするので、「Google」をクリックします。
するとあなたのアカウントが表示されるので、そちらをクリック。
(複数アカウントを持っている方は都合の良いものを選択してください)
Googleのログインパスワードが求められた場合は、入力してログインしてください。
無事ログインできると、下の画像のページが表示されると思います。
これでログイン作業は終了になります。
②自分のサイトを追加しよう
次はBing ウェブマスターツールに自分のサイトを追加します。
下の画像のように「サイトを追加」をクリック。
するとこの画面が表示されるので、赤い枠で囲った①と②の必須項目の部分を入力します。
③はお好みで大丈夫です。
下のように入力してください。
・URL → https://サイトのURL/
・サイトマップの追加 → https://サイトのURL/sitemap.xml
・トラフィックが多い時間帯 → お好み。(オススメは画像の通り)
②
・メールアドレス → あなたのメールアドレス
③
筆者の場合、Bingウェブマスターからの情報を受け取るのチェックは外しました。その他はそのままです。
入力が終わったら内容を確認して、下にある「保存」をクリック。
新しいページにいくと思いますが、ひとまずサイトの追加は終了です。
つぎは所有権の確認の方法を解説します。
③所有権の確認をしよう【2つの方法を解説】
ページが切り替わると、所有権を確認してくださいという下のページが表示されます。
これは、あなたが本当にサイトの持ち主なのかを証明するために行わなければいけない作業です。
ページに表示されている通り、証明するために3つの方法があります。
- ブログのファイルを置いているサーバーに専用のXMLファイルをアップロードする
- 専用の<meta>タグをコピーして適切なファイル内の<head>~</head>に貼り付ける
- CNAMEレコードをDNSへ追加する
3つの方法がありますが、今回は1と2の方法を解説していきたいと思います。
3は難易度が高いので飛ばします。笑
【1つ目】サーバーに専用のXMLファイルをアップロードする
今回はエックスサーバーでのやり方を説明します。
他のサーバー(FTPアプリ)を利用している方でもファイル管理画面はあまり変わらないですし、アップロードする場所さえ理解していただければと思います。
①XMLファイルをダウンロードする
上の画像の「1.BingSiteAuth.xmlをダウンロード」の部分の青い文字「BingSiteAuth.xml」をクリックし、XMLファイルをダウンロードする。
②エックスサーバーにログインし、ファイル管理画面へ行く
③ブログのフォルダをクリックする
この際に、念の為ファイル名の文字コードを「UTF-8」に変更しておくこと。
④「public_html」フォルダをクリック
⑤「BingSiteAuth.xml」をアップロードする
「public_html」のフォルダ内にきたら「ファイルを選択」をクリックして、①でダウンロードしたXMLファイルを選択する。
選択後「アップロード」をクリックし、きちんとアップロードされているか確認する。
画像のようにアップロードされていることを確認してください。
⑥Bing ウェブマスターツールのページに戻り、「確認」をクリック
①~⑤までの手順が終わったら、Bing ウェブマスターツールのページに戻り「確認」をクリックしてください。
「確認」を押して次の画面になれば認証は完了です。
もし失敗しているようであれば初めからやり直すか、2つ目の方法を試してみてください。
【2つ目】<meta>タグをファイルに貼り付ける
この方法はあなたがWordpressを使用してブログを作成しているのであれば、あなたのブログのテーマによって貼り付け先のファイルや方法が変わってくると思うので気をつけてください。
今回は一番オーソドックスな方法を解説します。
①<meta>タグをコピーする
上の画像のように
をコピーする。
②コピーした<meta>タグをindex.phpの<head>~</head>内に貼り付ける
WordPressの管理画面から「外観 > テーマエディター」をクリックし、テーマファイルの中からindex.phpを選択する。
index.phpのファイルが開けたら下のように<head>~</head>の中に貼り付ける。
<meta name=”msvalidate.01″ content=”この部分はサイトそれぞれで異なる” />
</head>
貼り付けが完了したら「ファイルを更新」をクリックする。
③Bing ウェブマスターツールのページに戻り、「確認」をクリック
①~②の手順が終わったら、Bing ウェブマスターツールのページに戻り「確認」をクリックしてください。
「確認」を押して次の画面になれば認証は完了です。
もし失敗しているようであれば初めからやり直すか、1つ目の方法を試してみてください。
これで2つの所有権の確認方法の解説は終わりです。
インデックスされるまで最短でも3日はかかる
この記事で解説した「Bing ウェブマスターツール」の登録が全て済むと、下の画像のようにダッシュボードが見ることができるようになります。
ダッシュボードのトップページでは以下の項目が確認できます。
②サイトマップ
③キーワード検索
④インバウンドリンク
しかしこれらはあなたのブログがBingにインデックスされるまでデータが取得されないので、登録してすぐはなにも表示されないと思います。
データが取得されるまでには最低でも3日はかかると思いますので、のんびり待ってくださいね。
いずれにせよBingウェブマスターツールへの登録が済んだらBingがあなたのサイトを認識してくれますので、世界中の誰かがBingを使って検索した場合、あなたのサイトが表示される可能性がグッと増えることになります。
今回の記事で解説したことをやるだけでアクセスを増やすことに繋がり、他のサイトと差をつけることができますのでぜひ今後も活用してみてくださいね!